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外国人救急対応訓練を実施しました
2024-10-25
10月15日(火)にMC関係研修会として、外国人救急対応訓練を実施しました。
この訓練は、クルーズ船寄港などで外国人観光客が増える中、翻訳ツール等を活用し、円滑な救急活動につなげることを目的としたものです。
当日は、当消防本部管内在住の外国人6名(米国、中国、デンマーク、ミャンマー)を講師にお招きし、実際の救急現場を想定したシミュレーション訓練を実施したほか、日本と外国の救急医療体制の違いなどについてディスカッションしました。
多言語通訳サービスと翻訳アプリ
男鹿地区消防本部では、外国人の方への対応として、多言語通訳サービスと翻訳アプリを活用しています。多言語通訳サービスは、21ヵ国の言語に24時間対応しています。 119番通報時は3者間通話で、救急現場では電話を交互に受け渡しながら通訳してもらうサービスです。
翻訳アプリは、主に救急現場でスマートフォンの翻訳アプリを使用し、31ヶ国語に対応します。(対応言語は令和6年10月時点)
シミュレーション訓練を実施した救急隊員から
「翻訳アプリの音声入力について、外国人講師の方からアドバイスをいただき勉強になった。」
「実際に翻訳ツールを活用した訓練することができ、有意義な訓練だった。」
「英語以外の言語では、特にコミュニケーションをとるのが難しかった。」
などの声がありました。
おわりに
今後も、さまざまな取り組みを継続し、救急業務の円滑化に努めてまいります。